しまの島

ふらっと日常。

【ヴィランハーツ】√クリンチ Ep.2 感想

 

ヒーローとヴィラン(悪党)が対立する世界。

ヒーローに両親を殺された主人公のマギアは、ヒーローに復讐を誓い

ヴィランの世界へと足を踏み入れる。


犯罪組織『ヴァーテックス』。


凶悪な構成員と彼らを束ねる幹部たち

そしてその頂点に立つボスを前に、マギアは言う。


「私をヴァーテックスに入れてくれ!」

ヴィランにならなきゃ果たせないことだってある…!」


悪に身を投じたその先に、やがてマギアを待ち受けるのは――

 (SEEC紹介文)

 

 

 

 

こんにちは!SEECの!新作が!出たと聞いて!

早速、プレイすることにしました〜!

 

プロローグを終えると、クリンチかオックスのルートを選択できるようになります。アプリのコメントを見て、最初にクリンチを攻略することにしました(4話以降のクリンチが可愛いらしい...)。

 

以下はクリンチEP2を読了した感想です。

ネタバレ気にしてないので、お気をつけて。

 

 

 

 

 

今回は妄想が捗る回でした♡

 

一度組織入りを認めたのに、いまだにマギアを任務から遠ざけようとするグシオン。往生際が悪いな(笑)クリンチといれば、マギアが諦めるの早そうとか言ってたんだから、どんどんクリンチと組ませて任務に就かせればいいのに...。本当に過保護。

他にも、マギアをバカにした構成員を拷問の上、殺そうとしたり、保護者というより、か弱いペット(マギア)の飼い主っぽい印象を受ける。人間(かなり近い容姿を持つマギアを含む)なんて、ちょっとつつけば死ぬ生き物だと思ってそう。

 

そして、明らかにマギアのついで扱いなのに、オックスに特別って言われてときめいてるフロウ。君は...それで...いいのかね...?

それにしても、オックスのマギアへの好意分かりやすすぎ。マギアの組織入りに口利きしたのも、単純にマギアにそばに居てほしかったからでは?と邪推してしまう。そしてマギアは鈍い。

 

そして、食堂のシーン。能力なしでバカにされるマギアの、心えぐれる感じが、私の過去の体験と重なってなんだか、心にきた。それにしても、マギアだけをバカにしてればいいのに、組織のトップ層3人をバカにするとは...構成員頭足りなくない?案の定、クリンチに見つかって、バッコバコのバッキバキにされてるし...

マギアは自分には言い返してくるのに、構成員には言われっぱなし。つまりは、他の構成員より自分の方が下に見られていると思ったから、クリンチは怒ったのか、それとも、マギアが他の構成員に舐められっぱなしでいるのがムカつくから怒ったのか...。どっちなんだろう?私には判断がつかない...

その後、マギアにお礼言われて戸惑うクリンチ。かーわいい!威嚇までしちゃって、しばらく思い巡らせてる様子だし。今まで、バカにされたり、恐れられたり、冷たくされたりするだけで、まともな交友関係はなかったんだなーってことが透けて見える。友達なんてもんいらん、とまで言っているし。唯一、まともな交流ある、近しい人がバエルだったんだろうなー。

 

 

ヒーローとの交戦シーンで、

ヒーロー「...対話は不可能なようだな」

クリンチ「ヒヒッ、正解」

 ...いや、対話成立してるやんけ(笑)ってなった。

 

 

 EP2まで読んで見た感じ、クリンチは研究所で人工的に作られた生き物だと思う。人工的に造ったモンスターを、人間の配下とする目的で研究されてたんじゃないかな?そのモンスターの強化過程で、モンスターに能力や対話能力を付与しようとした。その結果生まれたのが、クリンチ。魔獣とバリアントの定義の違いはわからないけど、能力があって、ある程度対話が可能なクリンチは、バリアントとして認識されてる、とか。

そうすると、クリンチがニアスカイエリアを「俺'たち'の街」って言うのも納得できる。バエルはクリンチを研究所から自由にした、っていう想像もできる。それに、クリンチの他者との関わり合いの仕方が分からない様子も、研究所生まれで、まともにコミュニケーション取れる相手がいなかったからだとすれば納得。

 

 

以下、妄想。

「失敗、出来損ない、キョーミない」

 ってマギアに言ったのは、「失敗、出来損ない」って研究所の人間に言われたことがあって、でも、バエルに自由にしてもらって、勝手にしろって言われたから、そんなこと気にせずに、好きに振る舞うと決めた過去があったから。

 

「急に起きするな!」

えっ、クリンチさん、マギアの心配してくれるんですか...!

 

「オレ初めてヒーロ倒す

 そのヒーローのちぎって見せる、

 ボス、褒めた!」

「だからヒーロー倒す、いつもとった!

 コレクションずっとした!」

 クリンチ...、バエルに褒められたのがよっぽど嬉しかったんだろうな。初めて、人とのふれあいを教えてくれたバエルにもっと褒めて欲しくて、ヒーローコレクションを始めたと。バエルを突然失って、(ある意味)一人になってしまったクリンチ。その心中は、いかばかりか...。

 

「...オレとしゃべる、ウレシい言う。

 ヘン、おかしい」

「え?そうかな」

「ヘン。誰もそんなん言わん」

 クリンチの孤独が見える会話。そして、確実にマギアに心動かされている。マギアとバエルの共通点見つけて、かなりマギアにキョーミ引かれてる印象。

 

 

 

 

 

 

今後、どんな風に恋愛につながるのか、続きが楽しみです♡